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赤軍戦闘報告書。1944年6月15日。
搭乗機:P47-D "後期型" 、武装:弾薬割増仕様、燃料:60%。
飛行隊長:RON少尉、他2名、1個小隊編成、計3機出撃。
作戦概要:空対空迎撃任務!
戦闘記録
10:20頃 全機離陸開始、直ちに集合後、全力上昇しつつ指定方位に進軍。
10:30頃 本隊、高度8000m付近で4時下方に敵編隊を発見。
同 敵機種確認の為、偵察行動発令。
10:32頃 隊長機より高度有利状態の維持厳命!
10:35頃 一撃離脱戦法にて戦闘開始。
10:45頃 友軍機により敵1機撃墜!
10:55頃 敵陣営の付近、5000mで最後の戦い。
同 友軍機群、敵機に掃射するも致命弾を与えること出来ず。
11:00頃 隊長機より戦闘終了の指示、全機帰投開始。
11:05頃 全機、無事着陸。
戦闘結果
撃墜数:1機(N1K2Ja ko)。被撃墜数:0機。
戦闘総括
敵は紫電改で挑んできた。
我らは、ターボ過給機装備、重装甲、重武装戦闘機なP47D...
高高度戦を強く意識しての機体選択であった。
しかしながら、敵軍は高高度戦より中低空戦を選択した戦法だったようだ。
よって、我軍が常時上空を占有した戦いになった。
ただ、敵軍が中低空にとどまった為、我軍は索敵を重視したこと、
また、戦いのスキをついて高度での逆転を恐れて慎重に行動した事で、
戦果が伸び悩んだのが悔やまれる。
しかしながら、敵機からの有効な攻撃を一度も受けなかったことは、
喜ばしい戦い方であった。
前回に続き今回も、空中機動研究部の要請により1機にカメラを搭載し
全工程を記録し某所で公開されている。
今後の行動指針に役立てになればと思う。以後も各員一層の奮起に期待する!
累積勝敗数
赤軍:21勝、青軍:12勝。
以上、報告終り!<敬礼!>
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