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青軍戦闘報告書1942年6月29日
使用機材:零式艦上戦闘機22型(A6M3-22)
編成:編隊長WingZero、以下3名 計4名
第一小隊:WingZero、Flare
第二小隊:Fugaku、IS
作戦
敵機材はSpitMk.Vと予想。高高度では不利と見て早い時点で会敵し低空での空戦に持ち込む。
お互いのロッテを相互にフォローしあい敵の付け入る隙をなくす。
戦闘詳報
一斉離陸後最適速度にて高度を取りつつ敵基地方面へ直進、早い会敵を目指す。
それでも高度4000mを越えたところでようやく会敵す。
敵は2群に分かれ2機は上昇、別の2機は高度維持で速度を稼いでいた。
こちらは優位から敵最後尾を攻撃するよう指示。
第一小隊は上昇する2機の後尾へ、第二小隊は上から被りつつ直進する2機の後ろへ入る。
しかし敵2群とも速度早く攻撃位置に着けない。
そのうちに敵基地方面へ逃げられてしまった。
敵高射砲を避け、高度を取りつつ退避。
敵基地上空で1機だけ同高度で旋回中であるのを発見、第一小隊はこの機を追尾。
また第二小隊も別の上昇中の敵機を発見しこれを追尾に入る。
速度に優る敵機はいずれも振り切りどうしても射撃点に入れず。
このとき味方が二手に分かれたことが勝敗を決した。
第二小隊の後方に敵1機が攻撃に入り小隊長がフォローに入ろうとしたが間に合わず列機が被弾、撃墜されてしまった。第一小隊は距離が離れフォローに入れなかった。
その後乱戦模様となり彼我若干の被弾を受けるも撃墜に至らず、低空での戦闘に持ち込むも最後まで詰め切れなかった。
戦訓
お互いにフォローできる範囲にいるという前提がすぐに崩され第二小隊の危機に第一小隊がフォローできなったことが大きな敗因。
また、第二小隊も列機の危機に長期がフォローに間に合わなかったことも反省点である。
しかし、戦闘前半高度優位を取ったこと、敵の後尾に回り戦闘を仕掛けられたことは良点であった。
敵が後方に入った際の注意は以前から再三指摘を受けており十二分に注意を払うべきであった。
次の戦いでは上記優位を生かし同じ反省をしないよう留意したい。
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