基礎講座
ゲームと環境のカスタマイズ
最初のシリーズ、IL2 Sturmovikの発売は2001年と古く、最初はロシアの名機であるIL2 Sturmovik をテーマに旧ソ連軍と、ドイツ、イギリス、アメリカ等との東部戦線を舞台とした空戦ゲームでしたが、開発が進むうちに日本機も登場するようになり、別パッケージとして太平洋戦争をテーマにしたPacific Fightersを経て進化していき、2008年に「IL2 1946」がリリースされ、多くのブレーヤーが大空を駆け回りました。登場機体もAI機を含め340機を越える飛行機で空中戦、爆撃、雷撃など、様々な楽しみ方ができるゲームでしたが、徐々にプレーヤー数が少なくなり、2020年ごろにはほとんどプレイされていません。その後継として登場したIL-2 Sturmovik: Cliffs of Doverは、残念ながら未完成で終わり、現在はIL2 Great battleシリーズがプレイされています。 ※このHPが出来た当時は、ちょうどPacific Fightersが発売されていた時期で、HPのPF台南空の"PF"とは、Pacific FightersのPFを取ったものですが、2023年現在はIL2 Great battleシリーズをプレイしています。 【IL2 Sturmovik
シリーズの変遷】 ・IL2 Sturmovik (略してIL2)
・IL2 Sturmovik Forgotten
Battles (略してFB) ・IL2 Sturmovik Forgotten
Battles Ace Expansion Pack (略してAEP) ・Pacific
Fighters(略してPF) ・IL2_Sturmovik1946(略してIL2
1946) 2006年12月発売開始 ・IL2 Great Battleシリーズ 2013年11月発売開始 ゲームの概要でも述べましたが、優れた飛行シュミュレータでもありますので、戦いに勝つには ある程度の飛行機の知識と、操作における技能、そして運が必要になります。 ・登場機体が多い ・ダメージモデルが細かい ・操縦用のケーブル、又はロッドなどに被弾すると、被弾した舵は操舵できなくなる ・物理エンジン(フライトモデル)が優れている <機体関係> ・機体の構造による飛行特性が再現されている。 ・プロペラ後流効果 ※多人数参加型のフライトシム
(AHやWB、FA、WarThunder等のフラシムでは、これらの計算は重くなりすぎるため実装されてない(または実装されてない機体がある)。その為、失速時の挙動や限界時の飛行特性などで不自然な挙動が出る事が多い) <エンジン関係> ・エンジン管制は、カウルフラップとミクスチャが実装されています。カウルフラップはエンジン温度をコントロールし、ミクスチャは燃料と空気の混合気を作り出す装置ですが、滑油冷却器は実装されてません。 <武器関係> ・弾は1発1発初速、弾の炸薬量、弾の重さ等が計算され、目標に当たった時の入射角度や距離、さらにはあたった場所によって威力が異なる。 ・気象の変化が楽しめる。 ・エフェクトが細かい ・詳細な3Dモデル ・サウンド ・超美麗なグラフィック ・その他ギミック等 il2 1946では空母への着艦等は実機同様ワイヤーに引っ掛けて止まるようになってますので、かなり練習しないと難しいです。 Il2 1946
Il2 IL2 Great Battle
iL2 1946のインストール 【参考】 ※以下に手順を書きますが、作業についてはあくまで自己責任でお願いします ・ conf.ini バックアップから戻す場合は、ゲームのインストールフォルダ直下に上書き保存するだけで、ジョイスティックの感度設定も含んだ全ての設定が引き継がれます 上でも紹介しましたが、このシリーズではマルチが熱いです。
il2には文字チャット機能がありますが、結構使いづらいです。文字チャットではなく電話のように音声でやりとりできるツールが「ボイスチャットソフト」と呼ばれるツールです。 ボイスチャットソフトも色々な種類がありますが、私達は「Discord」というソフトを使用しています。 【DIscordの特徴】
・フリーウェアです。 [Page TOPへ] マルチといってもAHやWBのように
有料サーバーに接続して遊ぶのとは違います。 マルチするには、個人ユーザーがサーバーを立てる必要があります。よって利用料金は必要ありません。 ではプレイする人達は
どうやってそのサーバーを見つけ、JOINするのでしょうか? さて、il2 1946
のマルチサーバーには次のサーバーの形態があります。 ・DogFightサーバー
■ IL2シリーズの概要
IL2シリーズの概要を一言で簡単に言ってしまうと、第二次世界大戦で活躍した航空機で空中戦や爆撃を行うコンバットシュミュレータです。
しかし、単なる空戦ゲームではありません。美麗なグラフィック、優れたフライトモデルやダメージモデル、リアルなエフェクトなど、現在発売されている第2次大戦の飛行機モノゲームの中では、間違いなくトップクラスのゲームであり、詳しい特徴などは後で述べますが、非常にリアルな戦闘が体験できると思います。
IL2シリーズの一番最初にリリースされたゲーム。ソ連とドイツの戦いがメインとなる。
2001年に発売開始。
IL2の続編で「忘れられた戦い」 と題し、スピットファイアやアメリカ機などが追加された。
FBのさらに続編で、ゼロ戦や疾風など、多数の機体が追加された。
IL2シリーズがヨーロッパ戦線なのに対し、PFでは太平洋戦争がメインとなる。
つまりゲーム的にはまったく別ものだが、ゲームエンジンはIL2シリーズと同じであり、AEPの続編といったような感じだ。
現在続々と日本の機体も追加され、同時にマルチできるプレイヤー数も128人となって
各国のマルチサーバーも盛況となっている。
この製品はバージョン4.05mで打ち切られました。
もし戦争が1946年まで長引いていたらという構想で当時試作段階だったジェット機や実戦投入数が殆ど無かった機体などが今まで登場した機体はそのまま引き継ぐ形で追加されています。(ドイツの垂直上昇プロペラ機なんかも入ってます)
また、日本機では、紫電改も追加されました。
そのシリーズで最初にリリースされたのは、IL-2 Sturmovik: Battle of Stalingrad で、ロシアのスターリングラード地域を中心とした戦い(1942 〜 1943 年)をテーマとしてリリースされました。
その後、Great Battleシリーズは、戦いのテーマ別に、Battle of Moscow, Battle of Kuban, Operation Bodenplatte, Battle of Normandyと次々にリリースされ、その戦いで主役となった機体や車両等が追加されています。
2023年10月現在、まだ太平洋戦争の機体、艦船等はリリースされていませんが、Battle of Middeayとして計画はされているようです。
IL2 Great Battleシリーズが今までのIL2 シリーズと違うのは、パッケージに戦車や第一次大戦中の複葉機が含まれている事です。そして何より違うのは、同梱されている機体や戦車などとは別に、追加の機体(コレクターズ プレーンやコレクターズビークル)として単体販売されている事です。
運は別として 技術・技能は別項で解説してますので、ここでは特筆すべき内容について列挙していきます。
人間が操縦できないAI機、操縦可能な航空機等、膨大な数の飛行機、オブジェクト、艦船などが登場します。
今までのゲームでは、機体や船体にボックス型のダメージ領域を設定し、そこに弾が当たれば
単純に被弾するしくみですが、このゲームでは、機体の外郭に合わせて細かく領域が設定されており、さらに以下のように内部構造物まで細かいダメージモデルがあります。
・機銃のジャムにより撃てなくなったり、弾倉への被弾・誘爆により最悪墜落する場合がある。
・機体構造による強度が再現されている(胴体に翼が接合された機体と翼一体型の機体での違いなど)
・機体にかかるGによりダメージが再現されている。あまり酷い飛び方をすると、脚が出なくなる事もある。
・機体にかかるGにより、被弾によるダメージの増減を再現している。例えば、旋回中の目標の翼に弾が当たった時と、水平飛行している目標とでは、同じ距離、同じ機銃で、同じ所に当たっても旋回中の方がGによる影響でダメージは大きくなる。
・補助翼への被弾モデルが細かく設定されている。例えば、大口径の弾が深い角度で当たったとして、もし破壊されない程度の被弾だったとしてもその衝撃で舵を取られ一時的に操舵できなくなり、勝手にロールしてしまう時がある。
・各計器、照準器、装備品は被弾により破壊され使用不能となる場合がある。(計器はガラスが割れ、指針が飛ぶ、曲がる、照準器は傾いたり、取れてなくなったりするなど)
・被弾により空いた穴による物理的操縦特性変化を再現している。
・エンジンの当たり所によるダメージ変化(シリンダー、潤滑器など)がある。
・翼の当たり所によりダメージが異なる。(7.7mmでも下から桁に当たると主翼が折れる場合もあるし、当たり所によっては20mmが当たってもダメージが少ない場合がある)
・液冷、空冷エンジンによるダメージモデルに差がある。(液冷エンジンが被弾するとすぐに焼きつくなど)
・パイロットのGによる影響(人間とほぼ同じように意識を失いかけたり、完全に失神してしまう事もある)
・脱出したパイロット、パラシュートにもダメージモデルがある。また、それに衝突した場合、当たり所によって機体はダメージを受ける。
・被弾モデルは非常に細かく設定されており、例えば燃料タンクに被弾した場合、受けたダメージにより燃料漏れの量が違ってくる。防漏タンクでは、小さい穴はすぐに塞がるが、大きく裂けた場合は漏れは止まらない。
※火を噴いた場合でも、ダメージが少なければ急降下で消せる場合もあります。
これがIL2シリーズの一番のウリで、非常に複雑な物理計算を行っています。
その為、翼型による飛行特性の変化や動翼ストールなど、実機の特性がかなり細かく物理シュミュレートされています。
飛行機は元々非対称であり、ある一定の速度・高度で真っ直ぐ飛ぶように設計されいる。
したがって、エンジン全開した時や、低速時などは当然の事ながら真っ直ぐ飛ばない。具体的には機種が横向いて横滑りが発生したり、機種が上がったり、ロールしたりする。
※とは言ってもゲームなので現実よりはかなり緩和されている。
このため、着陸や離陸、水平飛行で全開飛行する場合には、3陀を調整しないと真っ直ぐ飛ばない。
もちろん最高速度も出ないし、燃費にも影響が出る。
旋回の時もラダーを使った調和旋回をしないと、翼滑りにより旋回後に大きく膨らむ事になる。
・フラップは、一部の機種で開閉可能速度等に間違いが認められるが、速度が出ている時に出すと機種によっては壊れずに風圧に負けて降りなかったり、零戦などでは破損したりするなど、ちゃんと物理計算されている。
・キャノピーは開けるとスピードが落ちる。
・カウルフラップの開度も抗力に影響するので、スピードに影響が出る。
・プロペラピッチもスピードに影響が出る。
・定速プロペラ効果の再現
・プロペラピッチによる燃費変化の再現
・高度によるエンジン出力変化の再現
・フラップの種類による効果(スプリットフラップ、ファウラーフラップ等)
・前縁スラットの効果
・飛行時に機体が受ける以下のような様々なファクターが再現されている。
・プロペラジャイロ効果
・Pファクター効果
・翼型や層流翼などによる飛行特性の違いを再現
・重量慣性の再現による軌道変化
・バンク角と加重倍数による失速速度変化の再現
・翼平面型の違いによる失速特性の再現
・etc・・・
エンジンは、機種ごとにシュミュレートされています。性能をフルに引き出すには実機の資料を参考にすると良いと思います。
カウルフラップを閉じたままエンジンを回し続けるとオーバーヒートしたり、各機種により異なるが、高空に上がった時に手動でミクスチャを調整しないとエンジン不調となる。(オーバークールはありません)
・飛行中にエンジンを切った場合、混合気の状態や高度にもよるが、再始動できない場合もある。
・エンジンは、運転制限(車で言うとレッドゾーン)が実装されてる。(機種によっては制限値が不正確)
IL2 1946ではスロットルを全開にすると110%まで出力が上がるが、110%の出力というのは、そのエンジンが正常に運転できる限度を超えた出力という事であり、多用するとすぐにオーバーヒートしたり、最悪エンジンを壊す事になる。
IL2 Great Battleシリーズでは各エンジンの仕様に基づきさらにシビアになっており、例えば全開できる時間が決まっていたり、機種によってはプロペラピッチを操作してエンジン回転数を管理しないとすぐにオーバーヒートするので注意が必要です。
物理シュミュレートをかなり細かく行っています。
例えば零戦21型などでは7.7mmと20mmを搭載しているため、弾道は全く異り実機同様
射撃しづらい。
また、横滑りしながら浅い入射角で当たった時と、直角に当たった時、また距離が離れていた時と近いときなどでは、明確に与えるダメージに差が生じる。
・曳航弾は軽いため、実際の徹甲弾より少し上を飛ぶ事が再現されている。
・同様に目標との距離が離れた場合、7.7mmと20mmを同時に発射すると7.7mmの下側を20mmが飛んいる事に注意が必要。
動的には変化しませんが、MAPによって無風、雨、雪、雷、嵐などの天候が再現できます。
また、早朝には霧が発生したり、太陽の位置によって地表や海の色が変わるなど、光や色の効果も細かく再現されています。
機体の被弾による機体の損傷、弾痕なども細かく再現され、破片や爆発効果によるエフェクトなど、凝りに凝っています。
また、爆発や炎、水柱等は物理モデルを持っており、風で流されたり、揺らいだりします。
特に水柱は要注意です。マトモに突っ込むと機体にダメージを受けたりします。
IL2 1946では、一般的なPCの能力を考慮し、それほど細かい3Dモデルではありませんでしたが、IL2 Great Battleシリーズになるとグラフィックも一新され、非常に細かいディティールの3Dモデルを楽しむ事ができます。
IL2 1946では、個人的にエンジン音が気に入らないという理由でカスタムしたエンジン音を有志が作って楽しんだりしてましたが、IL2 Great Battleシリーズになるとかなり実機に近いエンジン音になりました。空冷、液冷と音は違いますし、それなりにかなり凝った作りになっています。
言うまでも無く美しく、光と影の効果をうまく使った空や雲や海の波の表現は素晴らしく、特に夕暮れの雲海の上を飛んでいると最高です。
・機種により違いがありますが、キャノピーが開けられたり、座席の高さを変えられたりします。
・P-51D
NA20には、ジャイロ補正付きの照準器がついています。
・空母は天候により揺れたりします。揺れが大きいと着艦が難しくなります。
IL2 Great Battleシリーズでは、より詳細なエンジン管制が必要となり、かなりシビアになっています。また、脚と機体のフライトモデルが分離しており、データリンクする仕組みになっているため、地上滑走時の挙動が実機同様な動きをします。
以下のいずれかで購入できます。
・Steam
■steam版
・ネット通販
IL2_Sturmovik_1946
■amazonなどのネット通販で購入する場合、お使いのPCがDVDに対応しているドライブなのか確認して購入する必要があります。
※DVD対応ドライブの場合、ドライブ全面に「DVD」の文字があれば問題無いと思いますが、無い場合はお店の人等に確認を取りましょう。
以下のいずれかで購入できます。
・公式ホームページ
・Steam
■steam版
IL2_Sturmovik_Battle_of_Stalingrad
■公式ホームページ
BATTLE OF STALINGRAD
※BATTLE OF STALINGRADは、IL2 Great Battleシリーズの中の一つです。
Steam版は説明の必要も無いので、公式ホームべージからの購入方法を説明します。
まず、公式ホームベージを開き、アカウントを作成してログインしましょう。
次にストアページで乗りたい機体がある製品を選びましょう。
製品をクリックすると、その説明と購入ボタンが表示されますので、説明を読んで同梱機体を確認します。
(例)Spitfire Mk.IXを乗りたい場合、製品はBATTLE OF BODENPLATTEとなります。
※どの製品を選んでも単体で動作します。
製品の選択が終わったら、エディションを決定しましょう。
2つのエディションが用意されており プレミアムエディションは、同梱の機体が多く、且つ、機体のアンロックが必要ないエディションであり、スタンダードエディションは、価格は安いですが、同梱されている機体が2つ程少なく、全ての機体を操縦するには、キャンヘーン等をプレイしてポイントを稼ぎ、機体をアンロックさせる必要があります。お金に余裕があり、マルチしかしない人はプレミアムエディションをお勧めします。
せっかく製品を購入してマルチプレーヤーを楽しみたいのに、すぐに乗りたい機体に乗れないのは
エディションを決定たら購入しましょう
購入を完了したら「Profile」リンクをクリックし、「License keys」をクリックしてアクティベーションページを表示します。
アクティベーションコードを貼り付け、アクティベートします。
※購入したものは、自分以外に譲渡する事が可能です。
アクティベートしたら、ランチャ−ソフトのインストーラをダウンロードしてインストールの準備完了となります。
■IL2シリーズのインストール
DVD版の「IL2 1946」(IL2_Sturmovik 1946)のインストールついて概要のみ解説します。
まず、DVDをセットし、表示されたメニューからINSTALLを選択してインストールします。もし、メニューが表示されない場合、DVDフォルダ内を参照して、a.exeを起動するとインストールが始まります。(Setup.exeではない事に注意!)
インストールが終わったら、本HPのダウンロードページ を参照し、上から順番にパッチを当てていきます。
マルチプレイをする方は、一緒にPLAYする人達のサーバーバージョンに合わせる必要があります。バージョンが違うとサーバーに入る事すらできません。
※TOPGUNサーバーでのバージョンは 2023年現在、4.13.4となっていますので、ダウンロードページに置いてあるパッチをすべてインストールすればOKです。
【注意】本体をデフォルトから違うドライブやフォルダにインストールした方は、パッチのインストール先もそのドライブ、フォルダを手動で指定して下さい。
以上でインストール完了です。
インストール完了後には、グラフィックやサウンド、ジョイスティックの割り当てなどをする必要があります。なかなか面倒くさい作業ですので、設定が完了したらバックアップを取っておくと、あとで再インストールの必要が生じた場合、バックアップしたファイルを上書きするだけですので便利です。(注;2012年10月現在です)
?ゲーム本体のインストールを完了する。
?各種の設定やジョイスティックの割り付けなどを完了させる。
?ゲーム本体のインストールフォルダを開き、次の2つをコピーしてバックアップする。
・ Usersフォルダ
ここでは公式ホームページから、IL2_Sturmovik_Battle_of_Stalingradのインストール概要について説明します。
まずランチャ−ソフトのインストーラを起動してインストールを進めていきます。
ランチャ−ソフトが起動したら、自動的にゲーム本体のインストールが開始されます。
インストールが完了すると、「PLAY」ボタンが有効になるので、クリックしてゲームを起動します。
■マルチのススメ
マルチとは、「マルチプレーヤー」の略で、ネットワーク上で複数の人間が集まって遊ぶ事です。
シングルプレイでも良いのですが、AI機と人間が操縦する機体では天と地ほどの差がありますので、ぜひ腕を磨いて人間の操縦する相手と空中戦を楽しんでみましょう。
※下記記述は
インターネット環境が快適に利用可能である事を前提としています。
マルチを快適にするには、少なくても光回線が必要です。
もし不安であれば、当掲示板で質問されると良いと思います。
ゲーム本体は当然ですが、マルチするには、一緒にPLAYする人達と同じバージョンにしておく必要があります。
il2 1946の場合は、本HPのダウンロードページ から数字の若いものから順にパッチを当ててください。
Il2 1946のTOPGUNサーバーでPLAYする場合は、ダウンロードページにあるすべてのパッチをインストールすればOKです。
【注意】TOPGUNサーバーのバージョンや移行情報については、サーバー情報ページでお知らせしていきますので、開発元から最新パッチが出ても告知があるまでパッチを当てないでください。パッチ導入テストでなんらかの不具合があった場合等、最新パッチを導入しない可能性もあります)
※下記では定番ボイスチャットソフトのDiscordを使用しています。
・比較的クリアな音声です。
・日本語による文字チャットにも対応してます。
・その他、フリーハンド通話にも対応してます。
その他、マイクが無い方、あるいは喋れない環境の方でも、皆さんの声を聞くだけでもいいですから、ぜひインストールをおすすめします。
なぜなら、殆どの人がDIscordを使って意思疎通をしているからです。チャットは挨拶くらいで殆ど使ってないといっても過言ではありません。
6コールをチャットで打っても間に合いません、Discordなら声で教えてくれますし、敵の位置情報や、味方どうしの連携などの情報も聞いているだけで十分です。
注意:しゃべれない方は、その旨をDiscordのチャット機能を利用して「自分は喋れない」と周りの人に伝えておきましょう。
サーバー主となる人がサーバーを立ち上げ、それをインターネット上に公開する事により参加プレーヤーがJOINして遊ぶイメージです。
サーバー主は、それぞれに工夫を凝らしています。
例えば史実に忠実な国、機体、季節等を特定したサーバーを作る人もいれば、史実的にはありえない設定でも、空中戦を重視したサーバーもあります。
(台南空が独自に立てているTOP GUNサーバーは、後者の部類に属します)
方法は2つあります。例えば仲間同士でマルチする場合ならDiscordに集まり、サーバーのIPアドレスを教えあったり、事前に掲示板へ告知したり、或いは世界中に立てられているサーバーを検索して表示してくれるソフト(x-Fire)を使って、他人の立てたサーバーにJOINする方法です。(海外のサーバーが多いです)このように、サーバー主が知恵を絞ってサーバーを公開しているわけですが、中には24時間稼動していて
いつでも遊べるサーバーもあり、FlareもTOPGUNサーバーを公開してます。
現在インターネット上で公開されている殆どのサーバーが「DogFight」サーバーです。
いつでも入る事ができ、好きなときにゲームを追われるタイプのサーバーです。
・Coopサーバー
サーバー主が作成したシングルミッションをマルチでプレイします。
特徴としては、全員揃ってからサーバー主がスタートし、サーバー主の意図で終了するため、事前に開催告知があるのが普通です。(Flareも仲間内でよく開催してます)
ここでは、ゲーム特有の用語について解説します。(順不同)
【ALT(オルト)】
高度の略語。自分や敵の居場所を連絡したりするとき等、以下のように使う。
con B3 ALT2000 N1K
意味「MAP上の座標B3で、紫電改と高度2000mで会敵」
【cc(シーシー)】
「了解」の略語。当時早急に了解を伝える時に、のど電話を2回コンコンと叩いた事に由来する。CCは「クリック、クリック」の頭文字からきている。
同じ意味でドイツでは「vv(ブイブイ)」と言ったらしい。
【con(コン)】
コンタクトの略で、他の機体と遭遇した事を示す。
【Cheat(チート)】
故意に空中戦等でゲームスピードを遅くしたり、プログラムを自分で書き換えたりして、ズルをする事。
主にゲームの機能や不具合を逆手に取って相手より優位に立とうとする輩が居ます。
【Friendly Kiill
(フレンドリーキル)】
味方を攻撃する事。
アイコンの無いミッションでは、間違えて味方を攻撃する場合もありますが、もしヤッてしまったら、「故意」と思われないように、即座にチャットで「Sorry!」と打ちましょう。(相手が誰だったかわからなくてもです)
「故意」と思われた場合、最悪サーバー側でキックされます。
【kick(キック)】
サーバーから、追い出される事。プレイしていると突然サーバーとの接続が切れます。
キックされる場合は、大抵以下です。
▽サーバー側にそのようなルールがある場合(3回撃墜されたらキックされる、等)
▽ピングが悪い場合。
▽チート行為や、バルチ、味方撃ちをした場合
▽相手に嫌われている場合
▽相手に撃墜された場合など、腹いせに罵ったり、暴言(Baka、Ahoは外国人にもわかる場合あるので注意)を吐いた場合
▽放送禁止用語を連発した場合。
最悪の場合、サーバー側でバン・リスト(ブラックリスト)に登録され、二度とそのサーバーに入れなくなる場合があります。
【Ho(ホ)】
敵と正対(お互い向き合った形)で 攻撃する様子。ヘッドオンと同じ意味。
【Mission(ミッション)】
普通は作戦の事をさすが、このゲームの場合はサーバーで用意するマップの事自体を指す場合もある。
例えば、「ミッションファイル」というのは、サーバーで用意するMAPデータを意味する。
【PK(ピーケー)】
パイロット
キル、すなわちパイロットが死んだ事。空中戦していると、弾を撃ちっぱなしで飛んでる機体を見かけますが、大抵その機体のパイロットはすでに死んでいます(^^;
発射ボタンを握っている時に撃たれたのでしょう。アーメン(w
【OTR(オーティーアール)】
On The Runwayの略で、滑走路または駐機場に出た事を指す。
【RTB(アールティービー)】
Return To Base の略で、基地に帰還する事。
【Vulch(バルチ)】
地上にいる相手(味方を含む)を故意に攻撃する事。作戦内容にもよるが、大抵は味方からも敵からも嫌われるので注意。
最悪の場合はサーバー側でキックされます。
【WTG(ダブリュティージー)】
Way To Go の略で、「すばらしい」「良くやった」「バンザイ」「ヤッたー」とかいう
おめでたい時(チームが勝ったり、敵を撃墜したり)に使用する。
※アンダーラインの部分をクリックすると室内と機外から見た動画を見る事ができます。
※動画の無断転載は固くお断りします。
参考動画
ここでは、旧日本海軍の零戦21型を例に、Coopでよく使われる発艦方法について説明しています。
詳しくはムービーを見て下さい。
ポイントは、離陸準備(エンジン始動、翼端の展開、尾輪ロック、各舵の動き確認※ 、カウルフラップ、フラップ離陸位置、キャノピー明けて座席を上げる、チョークの確認など)を迅速に済ませ、発艦準備が整った事を迅速に隊長に報告、隊長の指示があるまで待機するという事です。
自分が隊長の場合、列機からの報告を待ち、全機発進可能と判断した時点で各機に発艦開始の指示を出します。
また、飛行甲板に出た時には、左右ジクザクに機体がならんでますが、戦隊長は一番前の左側(艦橋を避けて斜めに発進し、甲板中央で針路を補正し発進する)、2番機(はじめから甲板中央付近に出現する)はその右横と決められています。
たまに飛行甲板の中央に位置する2番機から発艦するものと勘違いして先に発進してしまい、左側から発進した隊長機とぶつかるケースがありますので、注意が必要です。
※ジョイスティックに不調が無いかの確認です。ちゃんと3舵が正しく動く事を確認しましょう。
気がつかずに開始してしまうと、ミッションを1からやり直す事になり、他の人に迷惑がかかります。参考動画
同じく 旧日本海軍の零戦21型を例に、Coop等で作戦を遂行して帰投し、母艦を発見したところから、旧海軍方式で着艦に至るまでの解説をしています。
動画では、基本的には旧日本海軍のマニュアルに従い高度や速度を示していますが、ゲーム上、またパイロットの技量上(W 違う所もいくつもありますので参考程度にしてください。
補足ですが、動画では母艦のかなり後方で第三旋回してますが、実際には母艦後方約1000mに位置する 通称「トンボ釣り」の駆逐艦の位置でします。この時の高度は約500m、第4旋回(最終旋回)時では約250〜300mくらいが目安となっています。
実際には母艦後方に最適侵入角度表示器がついており、パイロットはそれを頼りに進入してくるのですが、このゲームには実装されてませんので、第四旋回点(母艦との距離)と、その時の高度、速度が着艦成功の鍵になります。
※当然ですが、他の母艦や乗る機体の種類によって何から何まで違ってきますので、ここでは「赤城」後期型空母に零戦21型、燃料25%で着艦するものとしています。
重要なのは、甲板上で脚を折ったりして他の機体が降りられないような状況をつくらない事ですが、さすがにこのゲームでは母艦の走る速度や燃料消費により着艦データも変わってくるため、非常に難しいというのが実情です。
とにかく、「こりゃアカン」と思ったら、早めに増速し、着艦をやり直す事が一番です。
事故発生の最大の要因は、「多分このままいけるだろう」 「ちょっとバウンドしたが、多分制動索にかかるだろう」の「だろう」操縦が原因です。第四旋回時点で高度や速度が出すぎていたり、進入角度が深すぎたりすると判断したら、迷わず申告して着艦をやりなおしましょう。
[Page TOPへ]■ 空戦技術
空中に浮かんだ機械である飛行機で、相手を照準に捕らえ、勝利するにはただ闇雲に相手を追っているだけでは、ちゃんと練習している人には勝てません。(運がよければ生き残れますが・・・・)ここでは、各種有名所の空戦機動について動画を交えて解説ますので、、訓練に役立てて頂ければ幸いです。
<ACM 空戦機動解説ページ>
http://tainankuu.s239.xrea.com/acm.html工事中です。
前々から、TMのラダーシリーズを使用してきましたが、「精度」とも「耐久性」に不満がありました。
私に取って「理想のラダー」とは、・もし破損しても、ホームセンタ等で手軽に手に入る部品である事。
・磨耗や劣化等が殆ど無く、十分すぎる強度があって 少々の事では壊れたり精度が落ちたりしない事。
・安価な事
・全域で超スムーズ 且つ 高精度である事
・高精度を長期間保てる事
・長期使っても壊れない事。
・踏むと適度な重さがあること
・踏みこみの重さは簡単に変更できる事。で、こんなのどこ探してもあるわけないので自作してみました。(w
素材選びには時間をかけましたが、組み上げと調整まで約3時間で完成。
工具とか結構使ってるのでわりとスムーズにできたような。▼全体はこんな感じです。足を乗せる部分はただのアルミ板でも十分いけましたが、見栄えの点で、TM製品のを流用してます。
▼右から見たところです。ここが一番工夫した所で、可動ステーがストッパに当たる時に「カチン、カチン」と音が出るのをボンネットゴムで吸収してますが、一点支持式にした関係上、例えば右に踏むとどうしても下にステーがもぐりこみ、ボンネットゴムから外れしてしまうのを防ぐため、ステン製の手すりをつけています(ww
▼ベース部分のアップです。このようにごく単純な構造となってますが、強度は十分です。写真からはわかりにくいと思いますが、支持部分は12mmのステンパイプの受け金具で、それに12mmのシールドベアリングを入れてロウ付けしたものに、地震対策用の突っ張り棒の上の部分を組み合わせて固定してます。
▼裏から見た所です。すべてボルトとナットで組んで居る事がわかります。
▼一番精度を必要とするボリュームの取り付け部分です。軸は突っ張り棒の軸がそのまま貫通して下にでており、真鍮板に半田づけしてます。真鍮板とボリュームは、ラジコン用のロッドで接続していますが、この方式だと非常に細かく調整ができるので採用しました。
で、使用感ですが、さすがに最初はやはりちょっと慣れが必要でしたが、もともとTMのエリートラダーを真似ているので、1日で慣れました(w
特に引っかかりもなく全域でスムーズで、且つ 抜群の精度があり、自分ちょうどいい重さに調整できた事もあって、今までどのラダーでもできなかった、横すべりする敵機のエンジンをラダーの操作で照準し続ける事もついに可能に・・・(^o^基本的には、構造、費用、メンテや使用感などはコンセプト通りで、ほぼ理想に近いものができたと自己満足しています。
※個数とか寸法とか細かいのは書いてませんが、いちおうこんな感じの材料で作ったよ、っということで。(w